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今や「日本食」として確固たる地位を築いているラーメン。
日本中どこへ行ってもうまいラーメンに巡り会えます。

ラーメン好きな人はなんとなく「隠れた名店」的なお店を探してみたくなるみたいだけど、チェーン展開しているお店でも美味しいものは美味しい!

ということで、今回はお昼ご飯を食べに「河童ラーメン本舗」へ初めて行ってみました。

結論から言うと、「昼より夜に行きたかったお店」といえます。

ラーメン好きな人、河童ラーメン本舗が気になっているけど行ったことのない人はぜひお読みください。

河童ラーメン本舗外観。

河童ラーメン本舗(生野巽店)とは

河童ラーメン本舗とは、大阪を中心に展開するラーメンチェーン店。
今回の生野巽店(いくのたつみてん)は20店舗目にあたるお店だそうです。

こちらのラーメンは、そこらへんの安いラーメン(公式サイトには「組み立てラーメン」と表現されている)とは一線を画しているといいます。

なんと、チェーン店なのに味もメニューも統一されていない運営方法なのだとか。

つまり河童ラーメン本舗では、入ったお店によって味に違いがあり、どのお店でも楽しめるラーメン店と言えるでしょう。

河童ラーメン本舗 生野巽店へのアクセス

今回の生野巽店は国道479号線(通称:内環状線)沿いにあります。
車を利用して行かれる際は道路沿いを走っていればたどり着けますね。

電車の駅名では大阪メトロの千日前線終着駅の南巽駅か、その手前の北巽駅のどちらかで下車し、徒歩10分程度といったところです。

生野巽店はここです。

まあ地元の人ならともかく、わざわざ歩いて行く人は少ないかもしれませんね。
(お店自体は他の場所にもありますし)

近くには王将と来来亭がある激戦区

生野巽店のある場所は上記の通り国道479号線という大通り沿い。
大通りという立地のせいか、割といろんな食べ物屋さんが並んでいます。

特筆すべきは近くに餃子の王将(京都王将)があることと、すぐ隣に来来亭があることでしょうか!

河童ラーメン本舗のすぐ隣に来来亭・・・

本当に隣にありますから、実はこのあたりは激戦区なのかもしれません。

ちなみに北巽駅および南巽駅の駅出口にはラーメン屋さんがあります。
徒歩で来る人はどちらかというと駅近のラーメン屋さんを選んじゃうでしょうね〜。

そこらへんはまた機会があればレポートしたいと思います。

選べる河童定食をオーダー!

今回はお昼ご飯として利用したのですが、「選べる河童定食」というメニューをオーダーいたしました。

お値段は1050円と、お昼ご飯のラーメンとしては決して安くはありません。
このお値段はお店公式ページの文言通り「安いラーメンではない」ということなのですね。

ラーメンは黒河童か赤河童(ようするに焦がしの黒系か、辛みの赤系かということ)かに変更できて、丼ものも河童丼(チャーシュー丼)か天むす&唐揚げから選択できます。

今回は黒河童+河童丼という組み合わせにトライ。

しかし河童河童と言っていると心なしかキュウリが食べたくなってくるような・・・(気のせい)

生野巽店内の様子。通路が広めに取られていて清潔な感じ。

店内完全禁煙。好感が持てます!

提供はあっという間

注文を聞いて下がってから一呼吸か二呼吸で、すぐにラーメンが運ばれてきました!
タイミング速すぎ!

ランチの時は回転を上げるためにあらかじめ作っているのだと思うのですが、それにしても速すぎました笑

まあ僕は回転率を気にせず写真を撮りまくってましたが。

以下が河童定食の内訳です。

こちらは焦がしたマー油とごま油がイカス黒河童ラーメン

とろとろのチャーシューがイカス河童丼

ラーメンの味に深みを加えるイカした揚げニンニク

みんな一緒に揃った河童定食のお姿

どれも美味しそうです。

記事を書いている今、口内によだれが出まくっております。

ランチ利用時は替え玉無料&揚げニンニク付き

お昼時の利用時には、替え玉無料券を渡されます。
これでなんともう一杯、ラーメンが楽しめるというわけですね〜。

また、揚げニンニクが必要かどうかも確認されます。
僕は即答でいただきました!
(上の写真の通り。4個入り)

やっぱりラーメンにニンニクを入れると味に深みが出て美味しいんですよね。

美味けりゃお代わりしたくなる!そんな時に大活躍のチケット

テーブルの上にあるもの紹介

テーブルの上にあるものも紹介しましょう。

餃子のタレやラー油、ゴマなど定番のものもありますが、特筆すべきものが3点。

・食べ放題のキムチ

少し甘めのキムチは食べ放題みたいです。
ご飯だけ頼んで一緒に食べるのもよし、ラーメンの味へのアクセントとしてスープへ投入するのもよし。

無料食べ放題のキムチ。ステンレスの小鉢に入ってます

・替え玉用の塩

ラーメンといえば替え玉、つまりお代わりですね。
この塩は替え玉を投入して薄くなったスープへ入れて、味を調整・変化させるためのもののようです。

後ほど書きますが、僕はこの塩を使うのを忘れていました・・・

替え玉の塩の味を知りたかった・・・

・生ニンニク

ラーメンのお供、ニンニクです。
大抵のお店では小鉢にすりおろしたニンニクが入れられていて、それを小さなスプーンですくってラーメンへ入れる、というのがオーソドックスだと思います。

が、河童ラーメン本舗のニンニクは違っていました。

まさかのニンニク潰しマシーンでその場で潰して入れるスタイル。
確かにこれなら鮮度も保てますし、「生ニンニク感」を存分に味わえるでしょう。

しかし使うのに勇気がいると思う。
特にお昼時には。

自分で生ニンニクを潰して使うタイプ!

その他で個人的にいいなと思ったのは、お水用のグラスです。

ガラスやプラスチックのグラスが多い中、ここのはステンレスのグラスでした。

これならお水の温度も下がりにくいし、見た目にもなんだか高級感があります。

ちょっと良い韓国料理や焼肉店に行った時に使われている感じのグラスで、お店の好感度が少し上がりました。

お水のグラスでお店の好感度もアップしました!

黒河童(ラーメン)はうまかった!

ということで、実食です。
先ほども書きましたが、今回は黒河童(ラーメンの黒)を注文しています。

ほどよく濃厚な豚骨味とやや動物的なくさみのある悪くない香り。
黒河童はマー油入りということで、焦がしたニンニクとごま油の風味が最高にうまかったです。

うまそうな写真を撮るのってなかなか難しいですね。

麺は細麺を使用。
食べやすさとコシが同居したナイスな麺でした。

少し食べては焦がしニンニクを入れ、潰し、混ぜる・・・
また少し食べては焦がしニンニクを入れ・・・というのを何度か繰り返し、あっという間に完食!

そのあとに河童丼を少しずつ食べ、食べ放題のキムチを乗せ、また食べる・・・
で、こちらもあっという間に完食です。

うますぎた。

すかさず替え玉を注文します。
こちらも二呼吸か三呼吸程度の間で提供されました。

これが替え玉のお姿。ホカホカの湯気がスープを復活させてくれる。

さっきのスープは少し冷めてきていますが、そこへゴマを多めに投入。
さらに熱々の替え玉投入で少し熱さ復活
そこへキムチを投入して味を変化させつつ、こちらもあっという間に完食です。

そう。
替え玉用の塩を使うことなく・・・

塩を振る前にすっからかんに・・・

僕は用意されているものは全部使いたい・試したいというタイプなので、当然替え玉用の塩も使いたかったのです。

自分が忘れていたのですが、残念でなりません。
次の機会があれば、確実に使おうと思っております!

生ニンニクも食べたかった

もう一つ使いたかったものは、生ニンニクです。

今回はお昼時の利用ということで、その後の行動を考えた結果、生ニンニクを食すのを断念しました・・・

めっちゃ食べたかった。

というか、ニンニクすりつぶしマシーンを使いたかった!
人生で一度も使ったことのないニンニクすりつぶしマシーン。

このような僻地の(失礼)ラーメン店で体験するチャンスはなかなかないでしょう。

これが夜なら遠慮なくすりつぶしてました。
2個はつぶしてましたよ、きっと。
なんなら餃子とかも食べていたかも。

やっぱり昼より夜の方が安心(?)して楽しめたと思いましたね。

夜に来て、ニオイを気にせず食べたかったですよ・・・

河童ラーメン本舗はまた行きたくなるお店

ということで、今回は河童ラーメン本舗(生野巽店)へ行ったレポートでした。

昼食として利用しましたが、注文から提供までがかなり(というかめちゃくちゃ)スピーディーで、入り口で行列ができていても割とすぐに入ることができるはずです。

他のラーメン店同様に麺のかたさも選べますし、セットの場合にはラーメン自体も「ノーマル・黒・赤」と選択可能。
キムチ食べ放題、ニンニク食べ放題と、ラーメン好きな人の心を揺さぶるものばかりです。

店舗によって味が違うらしいですが、今まで河童ラーメン本舗を利用したことのない人は、よかったらお近くのお店へ行ってみてください。

その時は僕のようにニンニクを入れる・入れないで悩まぬよう、お気をつけくださいね・・・

次は店舗限定の担々麺が食べたいな〜!

店舗限定の坦々麺が食べてみたい。

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