「今度の休みは思い切ってハワイへ旅行しよう!」
そう考えている人は多いと思います。
その際、2回以上旅行したことのあるリピーターならともかく、初めてハワイへ行く方がやりがちなミスがあります。
それは、「ハワイは寒い」というのを知らずに旅行してしまうこと。
- 常夏のハワイが寒いってどういうこと?
- じゃあ防寒対策はどうすればいいの?
この記事はそんなハワイ初心者の人が読んで役に立つ内容をまとめました。
ちなみに僕は「ハワイ」と言っても「オアフ島」しか行ったことがありません。
この記事では「多くの日本人がイメージするハワイ=オアフ島」ということで話を進めています。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ハワイ旅行時の必須アイテムは?
最初にお伝えしたいのは、ハワイ旅行時の必須アイテムは「上着」だということです。
もちろん上着と言っても厚手のコートやジャンパーではなく、薄手のもので大丈夫。
「寒いハワイ」を知らないまま旅行すると、下手をすれば風邪をひいてしまいます。
楽しいはずのハワイ旅行で風邪をひいちゃうなんて、バカバカしいですよね。
ですがテレビや雑誌、インターネットで得られるハワイの情報(イメージ)といえば
- 常夏
- 降り注ぐ太陽
- 南の島
- ビーチ
などなど。
これのどこが寒いのか?と思われるでしょう。
確かにハワイは上記イメージ通りで日中に太陽の下を歩いているととても暑いです。
強い日差しのせいで日焼けもしますし、汗がダラダラと出て止まりません。
上着を着るなんて以ての外(もってのほか)です。
けど寒いシーンは実際にあるんですよね。
以下に3つのパターンを紹介しますので、参考にしてみてください。

この常夏の島で必要な防寒って?
お店の中はかなり冷える
ハワイ旅行といえばショッピング&レストラン!という人も多いでしょう。
滞在中何度も訪れるこれらのお店。
その店内は、エアコンが効きまくっています!
海辺にあるレストラン等のオープンエアのお店では風が気持ちよく、エアコンが稼働していてもそれほど効いていない(オープンエアなので)ことも多く、ちょうどいい感じで過ごすことができるでしょう。
お店によっては水着で入店してもOKな場合もあり、そんな格好の人が入っても大丈夫なレベルの温度設定と言ってもいいと思います。
しかし、オープンエアでない大部分のお店の店内ではエアコンをガンガンに効かせていて、はっきり言ってめちゃくちゃ寒いです。
入店してすぐの時は外を歩いていて体も火照っており、「ああ〜涼しくて気持ちいい〜」なんて気分になりますが、しばらく滞在すると「・・・さぶっ!!」となります。
全身鳥肌が立ちます。
胃腸の弱い人や体調の悪い人はすぐにトイレに行きたくなるかも・・・
スタッフさんたちは慣れているのかそもそも人種が違うからか、寒さが苦になっている感じはしません。
半袖&半ズボン&ビーチサンダルなんて格好の方は要注意です。
僕なら確実にお腹痛くなって体調崩します。
バス・タクシーはめちゃくちゃ寒い
寒いハワイの2つめは、バスやタクシーなどの乗り物です。
タクシーなら個人でチャーターすることもあるでしょうから、ドライバーさんに頼んでエアコンの調整をしてもらうことも可能かもしれません。
もしくは窓を開けたりしても良いでしょう。
しかしバスは違います。
オアフ島のほぼ全てのエリアを回っているのが「THE・BUS」という黄色のバスです。
運賃は少しずつ上がっているもののまだまだリーズナブルな価格で利用でき、路線も多いので旅行者も滞在中に利用するケースがあるかもしれません。
そんなあなたがバスの中に初めて足を踏み入れた瞬間、「なにこれ!寒っ!!!」と思われるはずです。(僕はそう思いました笑)
実際の温度設定が何度になっているのかはわかりませんが、やはり外気との温度差のせいで鳥肌が立ちます。
行き先にもよりますが、しばらくはお手洗いが使えない状況が続くことも考えられますし、下車したとしてもバス停がすぐに無いエリアもあるでしょう。
寒くてたまらない状況になってもそこから脱出できない、トイレに行けない、温まれない・・・なんてケースが多いと思います。
このことは肝に命じておいてください!
※トロリーバスも案外冷える
特にツアー会社を利用していると滞在時に利用頻度が高くなる各種トロリーバスですが、これは島風を直接受けて走るとっても気持ち良いバスです。
外気の暑さと島風の涼しさが合わさった快適な乗り物なんですが、夕方になってくるとその風が寒く感じてきます。
お昼の間なら大丈夫と思いますが、帰りが遅くなるようでしたら寒暖差にお気をつけください。
と言ってもバス停の間隔は前述のTHE・BUSと比べて短く、運行エリアも観光スポットやショップなので少しは安心、かもしれませんね。
朝晩の冷え込みを侮らない
3つ目に挙げるのは1日のうちの朝と晩の冷え込みです。
何度も言うように、日中は燦々と降り注ぐ太陽の光でとても暑いハワイですが、朝と晩は少しひんやり。
特に気をつけたいのは夕方あたりの時間帯。
昼間は海や山などのアクティビティでしっかり遊ぶでしょうから、例えば海に入って濡れたままの体であったり、遊んだあとの汗だくの体であることが考えられます。
もちろんその後の水分補給で冷たいお水やジュース、場合によってはビールなどのアルコールを飲んでいることでしょう。
そんなところからくる「冷え」は案外体にダメージを蓄積していきます。
朝は朝でけっこう涼しく、しかも前日の体調を引きずっている=体が弱っていることだって考えられますから、やはり注意が必要。
周りにいる外国人の皆さんと同じようにラフな格好で歩いていると、しっかり風邪をひいてしまいます。
※ハワイの年間平均気温について
南の島のイメージをどのように捉えるかは人それぞれですが、ハワイの年間平均気温はめちゃくちゃ高温だということはありません。
「一年中暖かくて過ごしやすい」というのが正しい表現と言えるでしょう。
ハワイの年間気温と降水量の表です。
「旅行情報.jp」様より転載
注目すべきは最低気温の方。
この表はあくまでも「平均」なので、ここを下回る気温の日が月のうち半分くらいあると考えるのが妥当です。
30℃くらいある日の服装と同じで15℃くらいの環境にいればさすがに寒いと感じるでしょう。
楽しいはずの旅行で風邪をひくなんてあり得ない!
注意してくださいね。
ハワイ旅行で上着・防寒なんて必要ない?
何度も旅行されているリピーターの方や、初めての方の中にも「常夏のハワイへ旅行するのに上着持参?防寒対策?そんなのあり得ない!必要ないよ!」なんて方もいるでしょう。
僕だってそう思ってました。
しかし自分が上記の環境になった際、最初に出てくる一言は「さぶっ!!!」だったんですよ。
僕自身は中肉中背で特に寒さに(暑さにも)強いわけではないのでそう感じるだけかもしれませんが、同行者のみんなも同じような感想を持っていたみたいです。
もちろん日本の冬用のコートをがっつり持ち込む必要なんてありませんが、薄手のパーカーやシャツなどの羽織るものは絶対ある方がいいです。
あとおすすめなのはストールです。
これは別の記事でも登場したのですが、1枚あればコーデがワンランク上がるアイテムです。
マフラーのように首に巻くのもよし、ポンチョ代わりに肩からかけるというのもアリでしょう。
また、バスやタクシーに乗る際は膝掛けとしても活用できますね。
活躍の場面がきっとありますから、こちらもぜひ一緒に持ち込んでみてください!

ハワイ旅行の服装は半袖短パンだけ?それだけじゃダメ!絶対必要なものを教えるよ。
この記事では「ハワイ旅行時に絶対に持っていくべきもの」の中で、特に「服(衣服、洋服、ファッションアイテム)」について書いてみました。 ハワイって常夏の島で年中暑く(暖かく)、つい「半袖短パンとビーチサンダルだけ」という服装のイメージ
まとめ
この記事ではハワイ旅行の際には上着の持参が必要だということについて書いてみました。
上着と言っても厚手のコートやセーターなどのことではなく、薄手のパーカーやシャツがあれば大丈夫です。
女性の方でスカートを好むのでしたら、重ね着(重ね穿き)用にレギンスやタイツ等があればいいかもしれませんね。
また、ストールをお持ちの方はぜひ持ち込んでみてください。
いろんな用途できっと活用するシーンがありますから。
せっかくの楽しい旅行で体調を崩したり、そのせいで行きたい場所やお店に行けなくなるのは悲しすぎます。
しっかり対策を練って、目一杯楽しんできてくださいね!
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