初めて行くお店って誰でも緊張するものです。
まして、自分のあまり知らないジャンルの食べ物や飲み物が提供されるお店ならなおさら。
特に流行りのクラフトビールのお店だと、周りがみんな知っているのに自分だけ初心者だと恥ずかしい・・・なんて思ってしまいがちですよね。
自分だって「ビール」は好きだし飲みにも行く。
だけど「クラフトビール」はまだ少し抵抗がある。
この記事ではそんなクラフトビールをよく知らない初心者のあなたに「クラフトビールの家飲み」をおすすめする6つの理由について解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。

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ビアバーはクラフトビール初心者には敷居が高い!
クラフトビールを専門で飲めるお店のことを「ビアバー」、または「ビアパブ」などと言います。
※自家醸造のクラフトビールを販売しているお店は「ブリューパブ」なんて言いますね。
このビアバーというお店、何といっても初心者には敷居が高いんですよ。
普段の行きつけの居酒屋ならすんなり入店できるのに、行き慣れていないお店、しかもビアバーとなるとどうも入りにくい・・・。
そして、入りにくいなら無理して入らなくても家飲みでいいじゃん・・・と思いませんか?
ということで、まずは初心者がビアバーに入りにくい理由を5つ解説いたします。
1、何を注文すればいいのかわからない
最初にして最大の理由がこれ。
そもそもクラフトビールについての知識が浅いので、普通のビールと何がどう違うのかわからない。
わからないから注文のしようがない、ということです。
飲みには来たものの、「よく知らない、わからない」というのが言い出せないシャイな人には、初めてのお店は緊張してしまいますよね。
2、クラフトビールはけっこう値段が高い
クラフトビールってけっこういい値段がするんです。
それこそ普通のビールの1.5〜2倍くらいすることもザラにあります。
大抵のお店にはS〜Lサイズのようにサイズ別に3段階くらいの値段になっているのですが、Lサイズは1パイント(USパイント・約473ml)で1400円くらいなどなかなかのお値段です。
もちろんそれ相応に美味しいし満足できるのは当然ですが、高いものを注文するなら失敗したくないと思うのが当然ですよね。
慣れるまでは「よくわからないものに高価なお金を支払う」という感覚に陥るかもしれません。
3、店内がオシャレすぎてひく
普段よく行くお店はちょっとチープな内装に、いかにも下町なメニュー表、そして安っちいトイレ・・・
なんだか場末の居酒屋だけど、それはそれで安心するというか。
普段からそういうお店に行き慣れているのなら、ビアバーはまるで異次元の世界です。
そう、ものすごくオシャレなんですよ。
だけど、なんだかオシャレすぎるから、普段とのギャップが大きいのでむずがゆいというか、落ち着かないというか・・・。
断っておくと、別にこれらが悪いとかレベルが低いという意味ではありません。
全てその店の「雰囲気」なんですから。
だけど、オシャレすぎる店内はどうしても入りにくい理由の1つになってしまいますよね。

ビアバーはオシャレでかっこいいお店が多いんです。
4、ビアバーのスタッフには美男美女が多い
「店長、この店のスタッフは容姿で選んでませんか???」
そう疑いたくなるくらい、スタッフは美男美女が多いんですよ。
僕の目にフィルターかかってるだけかもしれませんが、いや、本当にそう見えるんです。
目の保養のために行くならいいのですが、あなたはあくまでクラフトビールを楽しむために行くのです。
美男美女が多いと余計に緊張してしまいますよね〜。(僕だけ?)
5、近くにクラフトビールのお店がない
これは物理的な距離の問題ですが、職場の近くや自宅の周辺など、自分が行動する範囲にクラフトビールを専門に取り扱うお店がないこともあるはずです。
(特に僕の地元なんかはそうです)
わざわざ遠出しないとたどり着けない場所にお店があると、行こうという気持ちが萎えてしまいます。
また、もし酔っ払ってしまったら帰りが大変でしょうから、帰りを気にしないといけないという意味でも純粋にクラフトビールが楽しめないのではないでしょうか。
6、家族の目が気になって飲みに行きづらい
これはもう、家庭持ちの方ならよくわかってもらえるのではないでしょうか。
奥さん(or 旦那さん)に「自分だけ外に飲みに行って!」みたいなことを言われるのを覚悟してまで行きにくいものがありますよね・・・
クラフトビールの家飲みなら問題解決
上記6つの問題を解決できるのが家飲みの利点です。
飲むビールの種類などの銘柄がわからなくてもスマホやパソコンでゆっくり調べられます。
おかわりのペースも自分で決められますし、値段も小売店やAmazonなどで購入すれば半額くらいに抑えられますよね。
自宅であるので内装や雰囲気で緊張することもありませんし、何より万が一酔っ払ってしまってもそのまま寝ても大丈夫という利点がありますね。
また、家飲みをする利点はそれだけではありません。
ここでは家飲みのさらなるメリットを2つ解説しましょう。
1、初心者仲間を呼んで一緒に盛り上がれる
クラフトビールを家飲みするなら、せっかくなのであなた同様にクラフトビール初心者の友人を招いて一緒に盛り上がりましょう。
仲間と一緒に「これが美味い」「それが不味い」「次はあれ飲んでみよう」などとやっていれば、1人で飲むより楽しくて美味しい時間を過ごせるのは間違いありません。
また、単純に仲間を集めれば代金は割り勘になりますし、もしあなたが場所を提供するなら場所代込みとしてさらに安くしてもらえるかもしれませんよ。
持つべきは友、ということでご検討ください。
2、クラフトビールのボトルや王冠をコレクションできる
特に外国産のクラフトビールはボトルの形やラベルがオシャレです。
うまく飾ればお部屋のインテリアとしても活用できるくらいです。
(僕は以前ハワイのKONAシリーズを部屋に飾っていました。)
また、同じく王冠(ボトルのフタですね)にも醸造所のマークがプリントされていて、デザイン性の高いものが多いんです。
アートに興味がある人なら、王冠を使った作品が作れたりもします。
フリマなどで王冠を販売する人もいるくらいなので、あなた自身がアートに興味がなくても利用価値はありますよ。
僕も過去にフリマアプリのメルカリで販売した経験がありますし、興味があれば一度検索してみてください。
お店で提供されるものは基本的にお店の中で全て消費しないといけないルールがあるんです。
なので、もしビアバーへ行って気になるボトルや王冠があっても持って帰ることはできないんですよ。
スタッフさんとの交渉次第ですけど・・・。
家飲みすればコレクションしたり活用することもできますね。

王冠を加工してアクセサリなどにしている人もいますね。
クラフトビールを家飲みするときのポイント
どうせ家飲みするのであれば、せっかくなら少しでも美味しく飲んでみたいもの。
ということで、クラフトビールを家飲みするときのポイントを5つご紹介いたします。
どれも簡単にできることなので、意識してやってみてくださいね。
1、購入したクラフトビールはしばらく冷蔵庫に置いておく
お店で購入して持ち帰ったビールはすぐに開栓せず、しばらく冷蔵庫に安置しましょう。
持って帰るときに温度が変わることも一つの理由ですが、何よりも振動で炭酸が刺激されて開栓時に吹き出ることを防ぐためです。
買ってきたビールをすぐに飲みたい気持ちもわかりますが、できれば1日、無理でも半日くらいは置いておきたいものです。
ちなみにこれはクラフトビールに限らず、普通のビールでも同じです。
2、ビールは必ずグラスに注ぐこと
アメリカの映画などでよく見るように、ボトルのままぐいと飲みたくなる気持ちもわかります。
なんか、イカしててかっこいいですからね。
しかし、クラフトビールを飲む際は必ずグラスに注いでください。
そうすることで、ビールの色や炭酸の動きを目で見て楽しむことができます。
立ち上る香りを楽しむことができます。
グラスに注ぐのに不慣れな人は、最初のうちは泡だらけになるかもしれません。
しかし、2度、3度と注いでいるうちに、いつの間にか上達して美しく注ぐことができるようになります。
面倒かもしれませんが、グラスに注いで飲むようにしましょう。
ビアスタイルにあったグラスを選ぶ
慣れてきたらグラスもこだわってみましょう。
ビールには「スタイル」と呼ばれる種類分けがあります。
ピルスナー、スタウト、ペールエールなどがそれにあたります。
グラスもそれぞれのスタイルにあったものがありますので、クラフトビールの家飲みをより本格的に楽しむのであれば、ぜひグラスも買い揃えてみてください。
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Spiegelau(シュピゲラウ)
もちろん最初からそんなにこだわらなくてもOK。
まずは自分のお気に入りのグラス1つあれば十分ですよ。
3、キンキンに冷やす必要はない
「ビールはキンキンに冷やして飲むもの」と思いがちですが、実はそうではないんです。
確かにピルスナーのようにキンキンに冷やしたビールをぐっと飲むのは、特に夏場の暑い時期などはたまらないですよね。
しかし実は、冷たすぎる温度は人間の味覚を鈍らせるんです。
試しに氷をしばらく舌の上にとどめてから、何か食べ物を口にするとよくわかりますよ。
あまりにもビールを冷やしすぎると、ビール本来の味がしなくなり、せっかくの美味しさが感じられなくなりますから。
また、ペールエールに代表されるエール系のスタイルの多くは、その香りも魅力の一つ。
ややぬるめの温度の方が、より香りが立ち上ります。
それらも楽しむために、何でもかんでもキンキンに冷やしたビールにするのはやめましょう。
冷蔵庫の野菜室などが適温になるケースが多いので試してみてください。
4、おつまみに迷ったらビールの産地に合わせる
ビールと合わせるおつまみですが、これも考えどころの一つ。
- 枝豆
- とりの唐揚げ
- ポテチなどのスナック菓子
など定番はいろいろありますよね。
基本的には自分の好みで決めればいいのですが、もしおつまみ選びに迷ったら、そのビールの産地でよく食べられるものを選びましょう。
ビールとおつまみの相性の考え方はいくつかありますが、そのうち1つの方法は産地を一緒にするというもの。
生まれ故郷が同じものは味わいもしっくりくるんです。
とは言え、いちいち作るのが面倒だと思いますから、そういう人は缶詰などを利用すると効率的ですよ。
5、映画や音楽、雑誌などのセッティングも
せっかく少しお高いクラフトビールを楽しむのですから、過ごし方もリッチにしたいもの。
お気に入りの映画を見ながら飲むのもよし、音楽を聴きながら雑誌でも広げて飲むのもいいと思います。
クラフトビールを飲みながら過ごす時間の質も上げてみてくださいね。
クラフトビール初心者は家飲みから始めよう!
今回の記事ではクラフトビール初心者はお店より家で飲むべきだという理由について解説いたしました。
【家飲みするメリット】
- 自分の好きなものを飲める
- 知らなくても恥ずかしくない
- 価格も安く済む
- 飲みすぎても安心
- 初心者仲間と一緒に楽しめる
- ボトルや王冠が手に入る
また、家飲みするときにクラフトビールをより美味しく飲めるポイントも5つお伝えしました。
【家飲みを楽しむポイント】
- 買ってきたビールはしばらく安置
- グラスに注いで飲む
- 冷やしすぎない
- おつまみは産地を合わせる
- 映画や音楽などで上質な空間づくり
まだまだクラフトビールのことはよくわからないという人は、今回の記事を参考に、まずは家飲みから始めてみてください。
誰にも気兼ねすることなくクラフトビールを飲んでみて、「時期がきたな」と感じたらビアバーへチャレンジしてみましょう。
ということで、早速家飲み用のクラフトビールを買ってみて!
この記事を読んで、あなたのクラフトビールライフのお役に立てればとても嬉しいです。
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