この記事を読んでくださっているあなた、「筆文字」をご存知ですか?
今日は僕の妻が行っている「筆文字(ふでもじ)」という芸術活動について書いてみようと思いました。
といっても僕自身が習っているわけではないので詳しく知っているわけでないのですが・・・
実は巷で流行っているようで、外国を含めあちこちの国や地域で見かけたりします。
筆文字とはどういうものなのでしょうか?

ハワイの「いやす夢」というお弁当屋さんで見たこれも?
筆文字は書くのではなく、描くことに近い
筆文字は「文字」という言葉から「書く(write)」ことを連想しますが、実際には「描く(draw)」に近いようです。
僕も妻に習って何度か「あいうえお」から順番に五十音を書いてみたことがありますが、例えば「す」という文字を書く際、普通なら2画ですよね?
それが、◯の部分を別に書き加えるような書き方をするので、3画になるんです。
ただし書き方も人それぞれあるようなので、もちろんそれ以外の方法で書いている方もいらっしゃるようです。

Oの部分を後から付け足す感じです。
しかも何回でも書き加えていいということで、書き方のルールは無いそうです。
こういった考え方を聞いて、「描く」に近いんじゃないかなと思った次第です。
これなら僕みたいに字が汚い、字を書くのが苦手という人でもできるかもしれませんね!
妻の作品をいくつかピックアップ
過去の作品をいくつかピックアップしてみます。
妻に無断で載せています。(笑)

ALOHA!南国に来ちゃった!

ポストカードサイズの作品その1。

ポストカードタイプの作品その2。

サイン色紙に書くパターン。(写りが悪いのが残念)
たくさん書いてますので、これ以外にもものすごい量があります。
もともとは妻の母が習いに行っていたようで、その講座を一緒に受けたことで自分でも書きたくなったそうです。
僕は芸術の才能はとんと無いので自分では書けませんが、妻はそういうところが本当にすごいです。
美容師をしているというのもあるのでしょうが、創造性があるというのでしょうか。
僕とは全く違った感性を持っているので、そこは素直に尊敬しますね〜。
「ひかるくんもやってみたら?」とよく言われるのですが、自分ではよーやりません!
無価値のものに価値を与えられるのが芸術のすごいところ
芸術と一言で表現しても、その種類はたくさんありますよね。
この筆文字もそうですし、絵画や彫刻、物を組み立てたりとかもそうです。
そんな芸術に価値を与えるのは、やっぱりそれを見た人の感覚だと思うんです。
全くの無名の芸術家が創った作品なんて、誤解を恐れずに言えば、ほとんどの人にとって価値はありません。
(材料費としての価値はあるかもしれませんが。)
しかし、その感性にピタリとハマる人から見れば、お金や大事なものを差し出してでも欲しい物に変わります。
それって、無価値だったものに価値を与えているってことですよね?
妻の筆文字はまだまだ駆け出しではありますが、書いて欲しいと依頼されるケースもでてきました。

これは僕が頼んで描いてもらいました。
まだまだ練習も足らず自分の型を作っている最中のようですが、型ができてきたら販売サイトでも作っちゃうかな?と思ってます♪
※2017年初夏 作品一つ追加掲載
娘がアンパンマン大好きということもあって、こんなの書いてたようですw

歌詞の意味が深い・・・
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また、筆文字を始めるキッカケになった義母や義姉もそれぞれで書いていて、彼女たちは独自のスタイルが出来上がりつつあるようです。
義姉はすでに作品を欲しいという方がいて、実際に売れることもあるという・・・!
先日はとあるイベントにも出店してその腕をふるっていました。
すごいことですよこれは。
身近にお手本にできる人や仲間がいるというのも、趣味を続けていく上で大きなポイントですよね。
すでに販売実績のある義姉の作品は、許可を得てからまた別記事で書いていきたいと思います。
「義姉のように、こういうところに出店してみてどんどん広めていけばいいんじゃないの?」という話をしていますから、いつか実現したらまた取材して記事にしたいと思ってますw
※義姉のことは下記に追記してみましたので、最後までお目通しくださいませ!
文字以外の要素もプラスできる
すでにお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、上に載せた作品って黒一色ではないですよね?
これは「パステル」という画材を使って色付けする方法も加わってるからなんですが、これによって単色になりがちな筆文字を鮮やかにすることができています!
色が加わることで様々なシーンをプラスできますよね。
この記事の最初の方に載せたお地蔵さんの写真では、「-ALOHA-」の影響もありますが、水色=海と黄色=砂浜がうまく表現されていて、なんとなくですが周りの状況がわかりますよね〜。
ハワイが好きな僕のために書いてくれたのかどうかはわかりませんが、僕自身はこの作品がお気に入りです♪
こういった元々あるものと別の要素を加えることで全く新しい作品になるのも芸術の良いところです。
こういったことはよく「コラボレーション(コラボ)」と表現されますね。
今までは単に文字だけを書いていたのが、そこに色を付け加えることで発展することもある。
同じものだけを使い続けていくスタイルもありますが、良いと思うものを積極的に取り入れるスタイルも、やはりアリだと思います。
芸術の進化というのは止まることがないですね!
まとめ
つらつらと書いてきましたが、冒頭で言ったように僕自身が習っているわけではなく、文章力の低さもあいまって詳しく内容や魅力を伝えられないのが残念です。
しかし、側で見ていて本当にすごいなーと思うのは、自分が疲れていても子どもが寝た後の夜中に準備して書き始めることがあるくらい打ち込めているっていうことです。
あなたには何か打ち込めるものがありますか?
打ち込めるものを持っているって、実はすごいことだと思います。
「自分には熱中できる趣味なんてないから無理」なんて自信のないことを言わないで、もし少しでも気になっていることがあったら思いっきりやってみてください!
そうやっているうちにどんどん深みにはまって面白くなったりするものですから。

今を大切にするのがその後を大切にすることにつながる!
2017年1月追記:キャラアイコンができました!
以前から妻に頼んでいたのですが、僕のブログやツイッターに表示する管理人キャラアイコンが完成しました!
すでに画面に表示されているのでお気付きの方も多いと思いますが、こちらです。

ひかる自画像!(by 妻)一年目なのでオムツを履いております。
ブログを始めた初心者という意味もあり、オムツを履かせてもらっております。
続けているうちにまた違うバージョンも描いてもらおうかと思っておりますので、期待しておまちくださいw
※現在はココナラで活動するイラストレーターさんにアイコンをお願いして描いていただきました(^^)
https://www.dream-came-true.net/coconala-very-recommended
2017年5月追記:魅楽流書家Candyがアズに出店!
2017年5月、追記です。
「魅楽流書家Candy(みらくるしょか きゃんでぃ)」さんがお店を出していたのでそちらを見てきました。
今回の場所は上で紹介した地元のスーパー「アズ」の夢工房というフリーマーケットの一角です。
※スーパー「アズ」は廃業しております。
※スーパー「アズ」は廃業しております。
https://www.dream-came-true.net/kadomas-as-is-a-good-store
まずは写真をご覧ください〜。


「筆文字の販売 魅楽流書家Candy」と看板が出てました。


こちらがCandyさんの作品の一部。


実際に目の前でお客さんから依頼があって描いてました。
こちらの魅楽流書家Candyさんも筆文字を行なっているのですが、単なる文字だけではなく、それに独自の要素をプラスして見事な「作品」を生み出されています。
今回の夢工房に出店されていた他の店主の方からも作品の依頼があったり、出張先の他府県のカフェで書いていたらそこの店員さんからも作品の依頼があったりと、
ちゃくちゃくと知名度が高まっていっているそうです。
そして何を隠そうこの魅楽流書家Candyさんは、文中にも少し登場した僕の妻の姉。
つまり、僕にとっては義姉ということになります(^^;)
「なんやねん!身内の宣伝かい!!」と怒られそうですね。
確かにその通りではあるんですが、素晴らしいクリエイターの一人としてご紹介したいと思っていたので、この記事に追記させていただきました。
(本人の許可は取っています。)
また夢工房にも出店されるでしょうし、依頼があれば直接作品を描いていただくことも可能だそうです。
下記は参考までにご覧ください!


歯の大事さを訴えるメッセージボードです。


親から子への愛を込めたメッセージ。


美味しいものの方が大事ですね。


こんな説明書きがあったら見入ってしまいそうですね!


自画像・・・か、どうかはわかりませんw
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