体験談

思考停止は追い込まれるのが原因。気遣いできれば悲しい事件は減るはず。

ALOHA〜♪
「ハワイ移住したいブロガー」ひかるです。
 
先日取り上げられていた電通の若手社員さんの自殺の件。
過労死と認定される「月80時間以上の残業」をはるかに超える時間働いていて、しかもそれが正しく記録されていなかったと大きな問題になりました。
 
今さらかもしれませんが、それについて思っていた事があるので少し書きます。
 
 

自殺した人に対する世間の目

今回のことのみならず、今まででも自殺した人のニュースというのはよく耳にしていたと思います。
 
そしてそういうニュースを見たときに周りから出る意見には、
「死ぬくらいやったら辞めればいいのに」
という内容のものがけっこうありました。
正直僕もそういう風に思った事もあります。
死ぬ勇気があるなら会社辞めるの一言くらい言えよ、と。
 
しかし別のところで得た情報には、「人は追い込まれると辞めるという考えができなくなる」そうです。
俗に言う思考停止というやつです。
 
そう言われると、自分にも同じような時があったなと思い出しました。
 

死にたい理由は残業が多いからだけではない

僕の勤めていた会社は、電通やその他のブラック企業のような膨大な量の残業を強いていたわけではありませんでした。
(電通がブラック企業と言っているわけではありません)
むしろ会社としての人件費節約のため、できるだけ残業をするなという指示が出ていたくらいです。
 
なので逆に仕事が残っていても半強制的に帰らされるような職場でした。
仕事が残っているのでちょっと残らせてくださいと、自主的に言うような感じ。
(それでも「まだ終わらんの?」と何度も何度も尋ねられていましたが。)
 
きっと役職者の方々はそうじゃなかったのでしょうけど、少なくとも一般社員のレベルでは基本定時がほぼ決まっていたと思います。
 
ですから僕が死にたいと思った理由は、残業が多すぎて自殺に至ってしまったという人たちのそれとは全く違うということになります。
むしろ僕の理由なんていうのは、実際に行動に起こしてしまった人に対して失礼なくらいかもしれません。
 
ただ「仕事がうまくいかず、それを責められるというプレッシャー」から、死にたいと簡単に考えていました。
 
当時は会社として営業色が強くなっている時で、僕は単に若いからという理由だけで営業に配属され、毎日毎日悩んでいました。
日々進捗を報告させられ、他の営業と比べられ、会議や研修にしょっちゅう出席していました。
それ以外にも、元々行っていた業務もあります。
帰宅しても仕事のことを考え、どうすればいいのかネタを出し、会社から求められた新しい資格の勉強をし、深夜の変な時間に目が覚め、毎日毎日消耗していました。
 
飲酒量も徐々に増えていってましたし、精神的に余裕がなくなりキレやすくなっていて、当時妻も大変だったと思います。
本当に迷惑をかけました。
今も迷惑かけっぱなしですが。ごめんなさい。
 
結局は双極性障害と診断されて会社を一定期間休職、その後退職します。
 
残業が多すぎて辛くて死にたいと思っている方や、残念ながら実行してしまった方とは全く違いますが、僕は僕なりに悩み、苦しみ、家族や周りの人に迷惑をかけていました。
 

自分からその状況を脱出することができた

しかし幸運なことに、僕は自分からその状況を脱出することができました。
他でも書きましたが、もしかしたらそれは双極性障害という病気のせいだったのかもしれません。
 
ただ事実として、僕はその辛い状況から脱出できんたんです。
「今の僕」ならもうちょっと考えて、脱出するならするで他の選択肢を考慮したと思いますが、当時はとにかく早く辞めたかった。
 
そして結果的に僕は今でも生きています。
ただ色々と辛い思いもしていますし、家族にも負担を強いていますが・・・。
 

人は追い込まれると思考停止するらしい

冒頭の話に戻りますが、人は追い込まれると辞めるという考えにならず、思考停止してしまうそうです。
今の状況・環境を変えるなんていう発想は出てこなくなり、ただただ「辛い、苦しい、嫌だ」という思いに頭の中が埋め尽くされるということです。
 
そしてそんな思いで頭の中をパンパンにして、最終的には自ら命を絶つという選択をしてしまうんですね。
 
きっと今までに仕事が辛くて自殺した人たちもそういう思考になっていたんでしょう。
可哀想、というと偉そうな言葉遣いになりますが、そうなる前に誰かが気づいてあげられていれば・・・と思ってなりません。
 
追い込まれる 副業 自殺 ブラック企業追い込まれる前に誰かが気づいていれば・・・

辞められない理由がもしお金に関することだったら

とは言いつつも、もし仕事を辞められない理由が思考停止していたからではなく、「お金」に関することだったらどうだろう?と思いました。
 
例えば、実家の両親が大病を患っていてその治療費や生活費を稼ぐために今の仕事の給料が必要だから辞められない、などといった理由です。
 
自分の遊ぶお金ほしさという理由ではなく、他の何か大きな理由があった場合。
こうなると、辞めたくても辞められないジレンマに陥る人がいてもおかしくありません。
こんな時に思いつくのは「今の給料以外で収入を得る方法って何があるんだろう」ということではないでしょうか。
いわゆる副業です。
 
今の時代、自宅にいながらもお金を稼ぐ方法はたくさんあります。
(金額の大小はありますが。)
 
例えば簡単なものならポイントサイトでお小遣い稼ぎをすることや、こういったブログ・アフィリエイトなどもあります。
また、フリマアプリなどで稼いでいる人もいますよね。
他にもクラウドソーシングサービスに登録してお金を稼いでいる人もいますし、自分のできる「スキル」を売っている人もいます。
 
こういった方法のどれか(または複数)を使って収入を得ることができたら、今の辛すぎる会社を辞めるという選択肢も出てきていたのではないかなぁと思ったりもします。
 

副業ができない場合も

ただし問題があって、所属している会社自体が副業を禁止していてできない場合もあるということです。
電通はどうか知りませんが、僕のいた会社はそうでした。
 
社則に「副業は禁ずる」とハッキリ明記されていましたので・・・。
 
実際は禁ずると書いていても行っている人もいますし、バレずにやる方法なんていくらでもあるんですが、根が真面目な人ほどその言葉に縛られるんですね。
僕の場合も副業で小さく始めようという思考には全く至らず、「退職する」ということしか考えていませんでした。
本当に、ブログを書くくらいは行っていればよかったです。
 
近頃は副業を認める会社も少しずつ増えているというのをどこかで耳にしました。
その方がその人のスキルに多様性が生まれ、本業に生かすことができるからだそうです。
 
どうせやるなら隠れてやらずに堂々とやりたい。
今となっては関係ないことですが、僕の元いた会社にも多様性を認める文化が生まれていてほしいものです。
 
会社の方で社員に選択肢を与えることで、思考停止することが減り、社員も会社もお互いに辛い結末を迎えることが減るんじゃないかなと思います。
 
電通 自殺 ニュース 悲しい悲しいニュースはできるだけ減ってほしいものです。

後に残るのは誰も得しない結末だけ

今回のような事件があったとき、最後には誰も得しない結末だけが残ることになります。
 
事件があって、結局は電通の石井社長は辞任することになりました。
形上はトップの辞任ということで責任を取ったような感じに見えますが、職場・部署単位で仕事が行われている以上、本来責任を取るべきなのは上司など直接関わっていた人たちなのではないでしょうか。
 
もちろん会社としての責任もありますが。
 
またこれを書いている時に見た別のニュースでは、コンビニ大手ファミリーマートの従業員も過労死として訴えられているというものもありました。
その亡くなった方は2店舗を掛け持ち勤務していて、月の残業時間が250時間くらいになっていたそうです。
 
仮に月に25日働いていたなら、単純に250を25で割ったら10ですね。
毎日仕事していて10時間以上残業するってどういうことなのか、正直わけがわかりません。
これも表面化しているのが氷山の一角だと思いますし。
 
「過労死と認められるのが月80時間以上の残業」ということですが、これももっと少なくてもいいんじゃないかと個人的には思います。
残業なんかなくなって、もっとみんな自分の時間ができればいいのに。
 
ファミリーマートの人も思考停止していたのでしょうか。
守秘義務があるので情報は開示されていませんが、ご冥福をお祈りいたします。
 
ちなみに、掛け持ち店舗は大東市と門真市のファミリーマートだそうです。
まさに目と鼻の先でした。
そういえば先日その店舗を訪れた際、ファミリーマート本社(支社?)の社員のような人が2名いました。
何か書類を持ってスタッフと話していましたが、この話の関係だったのかもしれません。
 

まとめ

今回は電通の社員さんが自殺した事件から、自分の過去を振り返ってどうだったかを思い出して書きました。
 
「人は追い込まれたら思考停止する」
これは何も仕事上のことだけではないと思います。
 
友人関係でも。
家族関係でも。
学業などでも。
 
もしかしたらあなたの側にいる一見強そうに見える人は、追い込まれているのかもしれません。
人も、そして社会全体も、周りに対して気遣いができるようになれば悲しいニュースはきっと減るんです。
 
この人なら大丈夫と安易に思わないで、周りを気遣えるようになりたいものです。
そしてそれは個人レベルで行えばいいものではなく、社会全体としてそういう流れになっていってほしいものです。
 
 
 
ということで、今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 
それではっ!MAHALO〜♪
 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA