人生

30代で自己破産の経験者になったのは私です。失うものもメリットもあるので全て解説いたします!

こんにちは!ひかるです。
 
今回は自己破産とはどんな内容なのかということについて、現在進行中で経験している僕がリアルな目線で書きます。
 
自己破産という言葉自体はテレビなどで目に(耳に)したことのある人も多いかもしれません。
 
具体的にどういう人が手続きをすることになり、その時に必要なものは何なのか、何をすればいいのか?メリットはあるのか?などをまとめましたので、興味のある人は読んでみてほしいです。
 
わかりにくい部分があればコメントなどいただければ、随時更新いたします。
 
この記事が誰かの役に立つことを願います。
 
 

自己破産をするのはどんな状況の人?

まず初めに自己破産をすることになる人がどんな状況にある人なのかをお伝えします。
 
と言っても複雑なことは一切なく、一言で言えば「借金が返せない人」ということになります。
 
具体的にいうと、「収入<支出」の差が大きい状況にある人で、しかもこれ以上どこからも借金ができないという人になると思います。
 
というのは、本来であれば「借金で借金を返す」というのはご法度なのですが、まだどこかでお金を借りることができる余裕があれば、そのお金で「一発当てて復活する」という可能性も無くはないです。
 
・・・めちゃくちゃ低い可能性ですが。
 
もちろんこのような状況に陥る前にどこかで歯止めをかけ、借金のない健全な生活をする方が良いに決まっているのですが、人によってはそれができない場合だって存在します。
 
それに自分を擁護するわけではないですが、ほとんどの人は大なり小なり借金を抱えていますよね。
 
コンビニでクレジットカードを使って買った108円のパンだって立派な借金です。
友達にジュース代といって借りた150円だって借金です。
 
ただ通常はこれらの借金もしっかり返済されているので誰もかれもが破産という選択肢にはならないということなんですよね。
 
当たり前のことなんですけど・・・
 

借金が返せない人は自己破産しか選択肢がない?

ところで先程書いた「収入<支出」の状況にある人は、ゆくゆくは自己破産しか選択肢がないのでしょうか?
 
実は他にも方法があります。
それが「任意整理」「個人民事再生」です。
 
僕はこれらの方法を経験していませんし、今後も経験するつもりはありませんが、一応知識として簡単にまとめておきます。
 
機会があれば、またまとめて別の記事に書きますね。
 

任意整理とは?

任意整理というのは「違法な金利で契約した取引」に対して再計算を行い、減額された後の元金を原則3年間での分割払いに変更する手続きです。
 
交渉によって期間をさらに引き延ばしたるすることもできるそうです。
 

個人民事再生とは?

個人民事再生というのは、今の借金の金額に応じた割合で返済する金額を減らし、その金額を支払えば残りの借金は免除するという仕組みです。
 
例えば借金が1000万円なら200万円に圧縮することができ、その200万円を返済できれば残り800万円を免除する、という内容です。
 
これだけ聞くとめっちゃ得すると思われますが、この仕組みを利用するのには当然条件がありますし、先の例で言う200万円を返済したとしても、信用情報に傷がついてしまうのは自己破産と同じです。
 
ただしこの方法なら持ち家を失わずに済むなどのメリットもあるそうです。
 
余談ですが、自己破産・任意整理・個人民事再生の手続きをまとめて「債務整理」という表現をします。
 
そして実はこれらは全て個人で行うことも可能です。
めちゃくちゃ大変ですし、相手方によっては個人では取り合ってもらえない場合もあるみたいですけど。
 
法律の知識のある人は、独力でやるのもいいかもしれません。
 
僕には無理でした。
というか、自己破産を考えている人の精神状態でそれを独力で成し遂げるのは至難の技だと思います。
 
それでも中には自力で全て行う人もいるらしいけど・・・。
 
自己破産 とは 弁護士 司法書士難しいことなのでほとんどの人が依頼することになります。

 

実際に自己破産を依頼するとどうなるの?

それでは実際に依頼するとどうなるのか、どういう手順で話が進んでいくのかを順番に説明します。
 
まず最初、ほとんどの弁護士・司法書士事務所は「無料相談」という形で話が始まります。
 
この時点では、お金のない人にとってはまさに救いの神のように感じる部分でしょう。
 
僕は司法書士へ相談したのですが、この無料相談の時に、実際にお金を借りていたカード会社やローン会社をリスト化していました。
それと合わせて契約書(返済の予定表など)をまとめて持って行きました。
 
リスト化と言っても別にパソコンで作った表が必要なわけではなく、単に紙に書き出しただけです。
(「〇〇カード会社 □□万円 毎月何日に△△円返済」みたいな感じ)
 
これを持って行ってたので、無料相談の時点で司法書士さんが全ての債権者を確認でき、すぐに手続きに着手してくれました。
ですので、それ以降一度も引き落としをされることはありませんでした。
 
「着手」というのは要するに「その司法書士(弁護士)へ自己破産の手続きを依頼する契約を完了したこと」ということで、通常この時点で依頼料が発生します。
 
何人かの弁護士や司法書士に尋ねてみましたが、みんな一律30万円が着手金でした。
 
多分この辺りが相場なんだと思います。
 
またこれ以外にも「実費」として、その手続きの際に必要になった郵便料金や書類代金などが必要になります。
これはケースバイケースなので、どのくらいの金額になるかは決まっていないようです。
 
この30万円を支払いさえすれば、それ以降の面倒な手続きは全て代行してくれるようになります。
 

※ちなみに、この着手金の値段を国内最低水準に下げる方法もあります。
途中まで書いてとても長くなったので、また別の記事にしたいと思います。

というか、30万円てめっちゃ高くないですか?
 
自己破産にしろ他の債務整理の方法にしろ、もうお金がなくてどうしようもないから相談しようとしているのに、それを解決してもらおうとするのに高額の費用がかかるんですよ。
 
なんという殿様商売・・・。
 
お金が全くない状態では依頼することすらできない、つまりスタートラインにすら立てないということになります。
 
本当に自己破産を視野に入れている人は、手持ちのお金がゼロになる前に行動する方がいい場合もありますのでご留意ください。
 

着手後に必要になるもの

正式に依頼することで、その後準備するように言われるものがたくさんあります。
 
先ほど書いたようにその時借りている債権者(カード会社など)の一覧のほか、
  • 保有している現預金の総額
  • 保有している資産(住宅や車など)となるものの内訳
  • 光熱費や保険、税金などの各種支払いの領収証
  • 保有している銀行や株式、FXなどの口座の情報
  • 保有しているクレジットカードやローンカード(ICOCAやPiTaPaなども含む)
  • 生命保険や自動車保険、住宅の火災保険などに解約返戻金があるのかどうかの証明書
  • 2ヶ月分の家計収支表(簡単な家計簿のようなもの)の作成と、それにかかる領収書、レシート
  • 仕事の給与明細
  • 住宅の権利書
といったところです。
 
これは人によって変わる場合もあるそうですが、このあたりはほぼ間違いなく必要になる部分です。
 
普段から使っているカードの明細や持っている銀行口座、買い物したレシートや給与・支払い明細などは、一定期間は捨てずに残しておく事をおすすめします。
 
管理できなければ段ボール箱に全部入れるなどでも良いと思います。
 
自己破産 とは 領収書保管 段ボール「全部この箱にある」と分かっていればなんとかなります。

 

 
それから自筆で作文を書かなければいけません。
「生活再建策」といって、裁判所へ提出することになるものです。
『私は、○月○日から△△株式会社に勤務しており、今後の給与は手取りで□□万円程度になる見通しです。
 
現在私名義の不動産に住んでいますが、この不動産については今回の自己破産手続きを行うことで、近い将来手放さなければいけません。
家を手放した後は、賃貸でなるべく家賃が低い物件に入居したいと考えており、家賃と光熱費を除いても××万円程度は手元に残るようにしたいと考えています。
 
今後、子どもが大きくなることで、食費や教育費といったもろもろの支出が増えることが予想されますが、今後は節約のために自炊を徹底し、子どもとのレジャーについては地域の施設やイベントなどを利用して支出を抑えます。
 
子どもがもう少し大きくなれば夫婦共働きをし、世帯としての収入を増やすように努力します。
 
二度と借金をせずに生活を営んでいくために、日々節約を心がけ、子どものために毎月少しずつでも節約に励むことをここにお約束します。』
 
といった内容の文章を裁判所に提出することになります。
(文章は例として今考えて書きました。金額や内容などは参考程度にお考え下さい。)
 
要するに、
「もう2度と借金しないようにします。
その根拠はこういう理由があるからです。
頑張りますので今回ばかりは許してください。」
みたいな内容です。
 
この文章についても依頼した弁護士や司法書士の方でサンプルを教えてもらえると思います。
(僕の依頼した司法書士事務所ではそうでしたので)
 
この辺り諸々の準備をして依頼する事務所へ提出することで本格的に裁判所とやりとりが始まるようです。
 
家計収支表という家計簿のようなものを2ヶ月分提出することになる関係上、実際に裁判所とやりとりするのが依頼して着手してから3ヶ月後くらいになります。
ただしその3ヶ月の間に借金の督促があるとかそういうことはありませんのでご安心ください。

裁判所のやりとりとは?

「裁判所」という言葉がでましたが、これは自己破産の許可を下すのが裁判所だからです。
 
「弁護士や司法書士に依頼してお金払って書類などを準備したらオッケー!」
というものではなくて、彼らは準備された資料をもとに、裁判所で
「この人の自己破産を許可しても良いでしょうか?」
というお伺いをたてるんですね。
 
それで裁判所がオッケーと言ってくれたら晴れて自己破産完了というわけです。
 
そして後述しますが、これでオッケーが出なかったのが僕のパターンです。
 

弁護士と司法書士の違いって何?

ところでさっきから弁護士と司法書士とどちらも書いていますが、もちろんこれには違いがあります。
 
弁護士に依頼すると、自己破産の手続き開始から終了まで全てのことを代行してくれます。
 
対して司法書士は書類作成して準備はしてくれますが、最終判決の下る裁判所の部分は依頼者(自分)が行かないといけません。
 
こう書くと「弁護士の方が全部やってくれるからいいじゃん」と思いがちですが、それは実際に弁護士や司法書士との相性や手続きの進め方、依頼された件についての事務所の方針などで違いがあります。
 
確かに依頼後にやってくれることを考えたら弁護士の方が楽チンですが、そこだけでは測れない部分もあるんですよね。
 
僕は最初、弁護士2人に順番に相談して、その後司法書士1人へ相談しました。
 
もっと時間があったらもしかしたらまだ別の人に相談していたかもしれないし、その辺はわかりません。
 
同じ内容の相談をしましたが、それぞれの人(事務所)によってできることとできないことが違いました。
 
不思議なことに法律の解釈はそれぞれあるようです。
 
Aさんは「できる」ことでも、Bさんは「できない」と言われますし、その逆もあります。
AさんもBさんも「できない」と言っていたのにCさんは「できる」という部分もあります。
 
多分ですが、できるかどうかわからないグレーな内容で引き受けて失敗した時に、自分や自分の属する事務所の名前に傷がつくのが嫌なんです。
 
なので石橋を叩いて叩いて叩いてから渡るくらい、慎重にコトを進めたいんだと思います。
仮にその依頼を断ったとしても、依頼者は無数にいますから特に困りませんよね。
 
それに依頼者の多くは切羽詰まった人が多いですから、多少条件が悪くても契約は成立します。
 
本当に殿様商売です。
 
頼らざるを得ないのが悔しいところですが・・・
 
ですので、できるだけいろんな人と会って、自分の感覚に合った人や事務所を探すのが良いと思います。
もしかしたら自分の全く考えつかない良案や裏技を教えてくれる人もいるかもしれません。
 
最終的に依頼した司法書士さんは、他の二人には「できない」と言われた部分も「できる」と言ってもらえたのが良かったです。
 
それ以上探す時間がなかったというのが一番の理由ですけど。
 
自己破産 とは 弁護士 お金持ち基本的にはお金持ち相手の商売です。

 

自己破産をすると失うもの

長くなりますが、続けます。
 
自己破産をすることで失うものがたくさんあります。
 
3つに分けて解説します。
 

自己破産で失うものその1 「資産」

まずは資産と呼べるもの。
具体的には、持ち家、車、宝石など貴金属、購入後3年以内の高級家具や電化製品などが該当します。
 
ただし基本的には家具や電化製品が査定の対象になることはないそうです。
 
僕の場合はBARを経営していたので大型の機材などがありましたが、それは依頼前に処分することで査定されることを免れました。
 
車についても特例があるそうで、自家用車を仕事で使う場合や生活している地域では車がないと生きていけないような地域では保有を認めてくれることもあるそうです。
 
ただしその場合は、それ相応の追加の支払いを負担しないといけないこともあるらしいです。
 

自己破産で失うものその2 「お金」

次は当たり前ですが、お金です。
 
保有している現金と銀行口座、株式や投資信託、純金、FXなどの投資用口座、契約している保険、クレジットカードなどは全て申告し、それ以外にも調査されて確認されます。
 
現金は口頭で伝えるしか方法がないのですが、銀行口座情報などは調べられますので基本的には隠したりすることはできません。
 
また、銀行口座も投資用口座もそうですが、最低でも過去一年分の取引履歴の提出を求められます。
その期間利用していなければ「利用していない」という内容の証明書を取る必要があります。
 
クレジットカードについては提出後その場で裁断されますし、提出せずに隠していても、各カード会社から通知が来て一方的に解約されます。
 
「厳正なる再審査の結果、カードを解約させていただきます。」みたいな内容のハガキがきます・・・。
 
保険に関してですが、「解約返戻金のある保険は解約してもらう」ということになります。
 
解約返戻金とは、要するに「長期で高額の保険をかけていたから、期間満了を待たず途中解約するなら掛け金の一部を返しますよ。」という趣旨のお金です。
 
もしくは最初から積立預金のような仕組みを持った保険を解約した時に返ってくるお金のことです。
 
掛け捨て型の保険などは解約返戻金が設定されていない場合が多いのであまり関係ありませんが、上記のように高額の保険であったり長期契約型のものに発生します。
 
また、住宅購入時に加入する火災保険などにも通常は解約返戻金があります。
 
その1の「資産」に当たるものもそうですが、これらの資産・お金は強制的に換金・解約され、お金を借りていたカード会社(債権者)やローン会社に分配されることになります。
 
ちなみに、現金については生活再建のためということで、通常99万円までは手元に返してくれます。
 
ただし絶対にではなく、あくまで「裁判所の判例では」ということですが、通常はその判例通りになるのが当たり前だそうです。
 
それでも解約返戻金や住宅、車などの資産を換金したものは手元に入らず、債権者へ分配されますが・・・。
 

自己破産で失うものその3 「信用」

3つめは信用です。
 
社会的な信用、個人的な信用、どちらもです。
 
社会的な信用とは、具体的には「信用情報」と言われるもの。
 
有名なのは「信用情報に傷がついている人は、クレジットカードやローンの審査が通らなくなる」というものです。
 
もっと俗な言い方をすれば、「ブラックリストに載る」というやつです。
 
これが大体7年半くらいと言われています。
その間はどんなに高給取りの仕事をしても、クレジットカードを作ったりローンを組んだりすることはできません。
 
もちろん、誰かの連帯保証人になることもできません。
 
また、賃貸住宅に住む際に契約ができないこともあります。
 
通常、賃貸住宅に住む時に書く契約書に「家賃保証会社」というところと契約することになります。
 
この会社は、
「もし借主が家賃を払えなかったら代わりに払います。
だから契約料くださいね。」
という趣旨の業務を請け負う会社なんですが、この家賃保証会社もその人の信用情報をチェックするそうです。
 
よく言われているのが信販会社系の家賃保証会社の審査が厳しいというもの。
 
信販会社とは、ジャックスとかオリコとかの系列会社です。
 
これらの会社はクレジットカード会社同様、借主の信用情報を見て契約するかどうかを判断するとのこと。
 
ブラックリストに載っている人の保証はできないということですね。
 
個人的な信用というのは、例えば友達にお金を借りていた場合。
自己破産の手続きをする際に、カードやローンの会社だけでなく親子を含めて個人的に借りているお金はないか?というのも確認されます。
 
個人間でのやりとりですから言わなければバレないのですが、ほとんどの人は借金を帳消しにできるチャンスがあればそうしますよね。
 
こうすることで、その人からの借金はなくなり、お金を返す必要がなくなります。
 
もちろん「法律的に」そうなるだけなので、個人的な恨みつらみは残ることが多いでしょう。
 
当然その人からの信用は無くなりますね。
それに、このことを知った他の人がいれば「あいつは自己破産するようなやつだから信用できない」となるかもしれません。
(あくまで僕の想像でしかありませんが・・・)
 
いずれにしても「信用を失う」ということは、自分が思っているよりもショックなことです。
 
そんな話、今は関係ないという人がほとんどかもしれませんけど。
 
僕は「今日をもって、今まで積み上げてきた信用を全て失う」という状況になったときのショックは思い出したくないですね。
 
これには適応していく(慣れていく)しかありません。
気持ちの切り替えができるかどうかです。
 
自己破産 とは 信用 失う積み上げてきた信用を失うのは一瞬です。

 

自己破産するときに登場する「破産管財人」について

上記3つの失うものですが、この中の「資産」が多い人は自己破産手続きがスムーズにいかず、裁判所の指示で「破産管財人」という人がその後の手続きを進めることになります。
 
持ち家であったり、土地や別荘があったり、あとは僕のように「誰かに貸しているお金」があったりする場合ですね。
 
僕の場合はれっきとした「詐欺」に合っているので、本来でしたらお金を貸しているのではなくて奪い取られているという表現が正しいのですが、
詐欺師である N氏とのやり取り上は「お金を貸している・借りている仲」ということになっています。
 
つまりN氏から見たら僕は債権者の立場であり、お金を返すべき相手だということです。
(僕から見た債権者はカード会社などです。ややこしいですが。)
 
僕としてはN氏から返金してもらえるはずのお金があり、その返金されたお金は僕が借りているカード会社へ分配するということになります。
 
理不尽極まりないですね。
 
N氏のせいで借金をすることになり、利息も含めて元金全て返すと言われていたのに、そのせいで自己破産することになり、返金されたお金は僕の手元には1円も返ってこないという。
 
確かにカード会社などの債権者には迷惑をかけていることに違いないので仕方ないんですけどね。
 
まぁそのN氏が返金してくることはまずありませんが。
 
話が少しそれてしまいましたが、その破産管財人というのは弁護士で、そのN氏からお金を返してもらうための交渉をすることになっています。
 
実際何度かのコンタクトの結果、N氏とはコンタクトが取れたそうです。
 
この辺は今はまだ書けませんし、この記事の趣旨とはズレてくるので、またタイミングを空けてから別に記事にします。
 
一つ言えるのは、このまま黙ってやられたままじゃ終われない、ということです・・・
 
 
 
詳細はいずれ、また!
 
自己破産 とは 事件 警察 詐欺※画像はイメージです。

 

破産管財人は郵便も管理する

ちなみに破産管財人が選任された時点で、不動産を含めた僕の持ち物で価値のあるものや、送られてくる郵便は全て破産管財人が管理することになります。
 
郵便ということで、もちろん年賀状や小包みなども含みます。
 
中身を確認して特に変なものでなければもちろん返してもらえますが、実際に僕が受け取るまでにはタイムラグが発生します。
 
年賀状を出したのに返信ないなーと思った方は、そういう理由もあるからだと思ってください。
 
それから、破産管財人のための費用というのも別に発生します。
確か20万円くらいだったと思います。
 
僕の場合はたまたま没収されるお金の中から捻出して支払うことができましたが、そうでなければ追加して20万円を支払わないといけないところでした。
 
お金ないから困っているというのに、本当に矛盾しています。
勝手にそっちが決めたことなのに、なんでこちらが費用を負担せねばならないのか。
わけがわかりません。
 
まぁ僕の件の担当になった管財人は普通の自己破産のケースと違うので大変だと思いますけどねー。
 

自己破産後の引越しについて

そういえば、持ち家を売却することになった場合、当然ですがそこから引っ越すための費用が必要になります。
 
よく聞くのは、引越し費用は不動産屋やローンを管理している銀行が出してくれるというもの。
これは家が売れた代金の中から一部融通してくれる、いわば相手の善意のようなものです。
 
もちろんその裏には「ローンが支払えない人は早く出て行ってもらわないと利益にならない。」という事情があります。
銀行だって商売ですから仕方ありませんね。
 
実際、僕のケースでもそういう段取りで話が進んでいました。
 
引越し費用だってバカになりません。
できるだけ自分たちで運んで大型家具などだけを業者に頼むとしても、数万円、時期によってはもっとかかる場合だってあるでしょう。
 
それが理由はどうあれタダになるのですからとても助かります。
 
しかし、今回破産管財人が選任されたことにより財産の全てが管理下に置かれ、その結果、引越し費用は1円もいただけないことになりました。
 
管財人曰く、「そのお金は債権者へ返すために使われます。」とのことです。
 
さすがにこれは僕も異を唱えました。
 
最初から無いのならともかく、売却が決まる直前までは合ったはずのお金が、ギリギリのタイミングで1円も無くなってしまったんですから。
 
しかし何を言ってもどうにもならず、黙って従うしかありませんでした。
 
かなり大型の家具も日にちと時間をかけて僕一人で運び出し、冷蔵庫などのどうしようもないものだけを引越し業者へ依頼することで最小限の出費に抑えましたが・・・
 
それでもなかなかの金額になりました。
 
それが2016年12月のこと。
あの時はとてつもなく疲れました。
 
今は実家の両親の庇護のもと、どうにか生きています。
 

その後の自己破産手続きの流れ

話がだいぶ飛びましたが、破産管財人が選任され手続きが順調に進んでいくことで、いよいよ裁判所から通知が届きます。
 
それは、「この日を持ってAさんの自己破産の手続きを始めますよ。」みたいな内容です。
 
自己破産 とは 裁判所 通知裁判所からこんな感じの手紙が来ます。
 
裁判所が決めた日の時点で保有している資産や現預金、借金などについての手続きになりますので、その日以降は新しい銀行口座を開くこともできますし、投資などを行うこともできます。
 
通常の生活を送るのに特に制限はなく、今まで通りに活動することができます。
(一部の職業を除く)
 
ただし前述のように郵便の管理はされていますから、そのあたりの不便さは残ります。
 
管財人も、「年をまたいで手続きする時は年賀状が不便なんですよね。」と言っていました。
 
それから決められた日時に裁判所へ出頭する必要があります。
 
これは最初から弁護士に依頼していようが司法書士に依頼していようが、管財人が選任された時点で決まることです。
 
僕も先日に大阪地裁へ行ってきました。
 
この時の進捗状況によって、この1回で終わるかまだその後も手続きを続けるかが違ってくるそうです。
 
僕の場合はN氏へ貸したお金があり、それを回収できる可能性があるからということで、それを待つ意味もあって1回では終わりませんでした。
 
管財人は大変だと思います。
詐欺師に「お金返して」と言い続ける仕事なんですから。
 
警察などが拘束する刑事事件で判決が下ったというのであればともかく、律儀にお金を返す詐欺師がどの世界にいるのでしょう。
 
ただ管財人と裁判所が言うには、どんなに長くても半年以上は待たないということでした。
 
それと、もし相手が返すと言ったとしても、分割払いは基本的に認めないと。
認めても数回に分ける程度だけだと。
 
いつまでもだらだら引き伸ばされるわけにはいかないからだそうです。
 
とりあえず、2回目の裁判所行きは5月中にあります。
これもまた記事にしようと思います。
 
自己破産 とは 大阪地方裁判所 債権者集会大阪地方裁判所です。敷地内は一歩でも入ったら撮影禁止です!

 

自己破産をしてとても不便なこと

今回、自己破産ということになってしまったのですが、これでとても不便だなと思うことがあります。
 
もちろんお金が全く足らないとか住居の問題とかそのあたりは当然なのですが、僕が不便だなと思うのが主に信用情報の部分です。
 
これについて2点あげたいと思います。
 

不便なことその1 携帯電話の購入ができない

購入ができない、というのは語弊がありますが、実際それに近い状況になってしまいます。
 
多分多くの人の契約は「2年縛り」などと言われるような契約形態だと思います。
 
「2年間毎の更新を前提に、本体代を実質ゼロ円にします」などの契約をしているんじゃないでしょうか?
 
これは2年間(24ヶ月)かけて本体代を分割し、その分割後の毎月の金額分を「キャンペーン特典」として値引きするというもの。
 
例えば、本体代が72000円だとしたら、24で割ったら毎月3000円という計算になります。
この3000円をキャンペーン特典として値引きしているんですよね。
 
この契約のポイントは、一気に72000円引いてくれるのではないという部分。
 
24回払いにすることで、その携帯電話の本体を2年ローンで買ったことにしているんです。
携帯電話料金や契約についての詳細はここでは語りませんが、とにかく、そうすることで電話会社に何か良いことがあるんでしょう。
 
2年とはいえローンはローン。
 
つまり、
「自己破産している人はローンが組めない=携帯電話を一括で購入しないといけない」
ということになりますね。
 
先の例でいうと、買い換える時に72000円が必要だということです。
 
しかもこうすると2年更新契約にしていたからこそ得られたその他の特典は受けられません。
 
個人的なことですが、これの何が困るかというと、僕の使用している携帯電話はiPhone6の16GBなんですよ。
 
これ、OSのアップデートなどでもう容量の限界にきておりまして、写真がほとんど撮れません。
動画なんてもっと撮れません。
 
もうこれ以上消すアプリもないし、保存できるものはクラウドサービスへ転送しているので本体には入っていません。
 
機種変更か乗り換えを切に希望しているんですが、どうやらまだまだ実行できそうにないです。
 
次購入するiPhoneは最大容量のものを選ぶようにしよう・・・
 

不便なことその2 カードを持てず、ローンも組めない

今の世の中、カードやローンがないと結構厳しい部分も多いです。
 
上記の携帯電話のことにしてもそう。
 
今後高額のローンを組んで何かを購入しようと思っているわけではないけれど、「ローンが組めるけど組まない」のと、「最初からローンが組めない」のでは全然違いますね。
 
それと、ローンについてはまだいいんですが、カードが持てないのが結構苦痛です。
 
特に僕のように海外に興味のある人ならなおさらです。
 
海外ではカードを持っているかどうかで相手からの信用が全然違います。
ホテルやレストランやタクシーについてもカードがないと予約が取れなかったり利用できなかったりするところもあります。
 
今すぐ海外に行く予定はないけど、これが今後7年半以上も続くのかと思うとかなり不便です。
 
あと、例えば「カードと一緒に契約すれば大幅割引!」みたいなキャンペーンがあったとしても、そのキャンペーンは利用できませんね。
 
知らないふりしてしれっと申し込むことはできますが。
 
とにかく、この状態が1年間とかならともかく、7年半も続くのがかなり辛いということです。
 
自己破産 とは カード 持てない現金だけではやりにくいこともあるんですよね。

 

まとめ

今回は自己破産について自分のケースを例に、どういう流れで進んで行くのか?それについて気をつける部分はあるのか?などを順番に書いてみました。
 
そして、書いていたらものすごく長くなりました。
 
すみません。
 
もう一度箇条書きにしてまとめます。
  • 自己破産をするのは「収入<支出」の差が大きい人
  • 弁護士や司法書士に依頼すると、すぐに督促が止まる
  • 依頼料(着手金)は30万円くらいで人(事務所)によって違う
    →つまり「借金をなくすのにも高額の費用が発生する」ということ
  • 弁護士と司法書士ではできることが違う
  • 誰に頼むかは、時間が許し、納得いくまで色んな人に相談する方がいい
  • 資産の多い人は「破産管財人」という弁護士が裁判所から選任され、以後はその人の言うことを聞いて行動することになる
    (最初依頼した弁護士や司法書士は、その時点でバトンタッチ)
  • 資産や現金を失ったことももちろん嫌なことだが、それ以上に「信用を失う」ことの方がダメージが大きい
  • 携帯電話の購入に難儀する
  • 海外好きな人は長期間カードが持てないのがショック
といった感じですね。
 
さらに僕の場合は自己破産することによって資産などの現物へのダメージに加え、
  • 人に騙された
  • 仕事を失った
  • 一家離散した
  • 友人に大ボラを吹いてしまった
  • 良くしてくれた方に会えなくなった
  • 新しい仕事で怪我をして動けなくなった
  • 新しい仕事でパワハラにあった(別々の仕事で1回ずつの計2回)
  • 夢を失った
  • 大好きな愛するハワイを汚された
  • 今でも時々悪夢に襲われる
など、これ以外にも物理的・精神的に大小様々な被害を受けています。
 
当時は冗談抜きで本気で死のうと思っていましたから。
死んでお金を残す方法が見つからなかったので死ななかっただけのことです。
 
 
 
自己破産なんてしない方がいいし、そうならないように生活するべきです。
ただ自分のことを棚にあげるわけではありませんが、世の中には自分の金銭感覚のルーズさが原因ではない理由で自己破産に陥る人もいます。
 
しかし実際の話、司法書士へ依頼する前の自分の精神状態のことを振り返ってみると、あの時相談していなければどうなっていたかわかりません。
 
確実に言えるのは、その時よりも気持ちは楽になりましたし、時間はかかってますが、どうにか前へ進むことができているということです。
 

自己破産をすれば、前に進める。

これが自己破産をすることの一番のメリットではないでしょうか。
 
もちろん最初からそうならないように、お金の管理、特に借金の管理はしっかり行うようにしましょう。
 
それから、以下のようなうまい話には乗らないように。
  • 1日5分の作業だけで1万円稼げる!
  • あなたに100万円が当選しました!
  • 絶対上がる株があるから買わないと損ですよ!
  • ハワイで仕事ができる機会を得られます!
など。
 
美味しい話がそこらへんに転がっているわけがないんです。
必ず裏があります。
 
そういう話は、「情報」としてまず仕入れるぶんには良いんです。
その情報をしっかり吟味して、自分なりに裏付けを取って、その情報の精査を行いましょう。
 
その上で信頼できる内容だとわかった、あるいは失敗してもいいんだという納得ができたのであれば、その話に乗ってもいいでしょう。
 
わからないことは自分の都合の良い解釈をして納得するんじゃなくて、色んな人に意見を求めましょう。
 
あなたが気づいていないだけで、あなたの資産を狙う詐欺師はそこらへんにいますよ。
 
そんな奴らに自己破産に追い込まれないように、本当に気をつけてくださいね。
 
僕は「先輩」として、この記事に目を通してくれた方がそんな目に遭わないように願っています。
 
僕が自己破産に至るまでの経緯はこちらの記事へ書いています。
(長編ですが、ご興味を持った方にぜひ読んでいただきたいです。)
 
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※ちなみに今回の記事の内容には上記の記事(1〜6)の中ですでに述べている部分と重複するものもありますが、記事の趣旨が違いますのでご了承ください。
  
長文を最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。
 
ではっ!!!!
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